母の日の由来は?なぜ赤いカーネーションを贈るの?
5月の第2日曜日といえば「母の日」ですね。日頃家族のために料理を作ったり、洗濯をしたり、掃除をしたり、病気の時に看病してくれたり…なんだか当たり前すぎて感謝の気持ちを伝える事は普段ありませんが、この日ばかりは日頃の感謝の気持ちを伝えてみましょう!今回は、母の日の由来となぜ赤いカーネーションを贈るのか?についてまとめさせていただきました。
母の日の由来は?
母の日の由来はアメリカの南北戦争時代にさかのぼります。とある女性活動家が「夫と子供を戦争に送らない事を訴える日」として「母の日宣言」を呼びかけていました。その女性の活動はなかなかはかどらず、若くして病に倒れ亡なってしまいました。女性の死後2年たってこの活動の支援者たちが「偲ぶ会」をおよおしたときに女性活動家の娘さんが「母の大好きな花=白いカーネーション」をお供えしました。娘さんの母を想うその光景に参加した人々は感動し、徐々に広まりアメリカ全土で5月の第2週に「母の日」を祝うようになったようです。日本での由来は1936年森永製菓が「母の日」の普及活動を行った事が始まりです。赤いカーネーションに感謝をそえて・・・戦後にはじまった日本文化ではありますが、ちょっと粋ですよね。こんな機会がないと「ありがとう」なんて言えないですね。
なぜ赤いカーネーションを送るの?
最初に女性活動家の娘さんが「母の大好きな花=白いカーネーション」を送った事が母の日に紐ついて母の日にカーネーションを贈る事になったのですが、贈った相手が他界した人であった為、対比する形で生前の母に贈る時は「赤いカーネーション」を贈るようになりました。もともとカーネーションの由来ははキリストの処刑後聖母マリアの流した涙が落ちた場所に咲いた花ともいわれていて、母の象徴の花でもありました。
カーネーションの花言葉
カーネーションには「無垢で深い愛」という花言葉があります。そして、バラやユリのようにカーネーションの花の色によってそれぞれ花言葉があります。
- 赤:母への愛
- 白:純粋な愛
- ピンク:女性の愛、美しいしぐさ
- 黄色:軽蔑
- 紫色:気品
- オレンジ色:あなたを愛しています
- 青色:永遠の幸福
贈る時に花言葉を最優先しなくても大丈夫です。黄色を避けて母の好きな色を贈りましょう。
カーネーションについてフラワーアーティストSHINさんの動画がありますので紹介させていただきます。
母の日に役立つ!カーネーションの花言葉、特徴、使い方、テクニックをトッププロが丁寧に教えます
SHINさんの活ける花はとても繊細なのですが・・・明るい解説にしたかったのでしょうね。
年に一度の感謝の気持ちを赤いカーネーションに添えて母に伝えてみましょう。お母さんのご機嫌な笑顔は家族の宝です。素敵な笑顔見てみたくありませんか?