賃貸から賃貸でも引っ越し祝いは必要?相場は?
ちょっと懐かしい昭和の住居といえば「持ち家派」が基本でしたが、平成の現在は「持ち家派」の人もいれば「ずっと賃貸派」という人もいて、引っ越しのお祝いをするかどうか迷ってしまう場面が増えています。中でも「ずっと賃貸派」で更新のたびごとに引っ越しをする人もいます。こんな時は引っ越し祝いはどうしたらよいのでしょう?今回は、賃貸から賃貸でも引っ越し祝いは必要なのか?相場はいくらなのか?についてまとめさせていただきました。
賃貸の場合でも引っ越し祝いは必要なの?
賃貸から賃貸への引っ越し祝いはしません。ただ、引っ越しは何かと物入りにはなるので贈られた相手にとって引っ越し祝いを喜ぶ事はあっても、めんどくさいと感じる人はいないと思います。引っ越し祝いをしたい場合はしても失礼には当たりません。
例外として賃貸から賃貸への引っ越しで引っ越し祝いをした方が良いケースもあります。会社の栄転に伴う転勤で賃貸から賃貸への引っ越しの時にはお祝いをする事が通常です。この場合「栄転祝い」という方法になりますが、栄転かどうかわかりにくい時は「餞別」という方法にしましょう。
相場の金額はいくら?
賃貸から賃貸への引っ越し祝いをする時の相場は2千~1万円です。これは一人で行っても良いですし、何人かで出し合っても良いです。現金や金券が喜ばれますが、お返しの心配を相手にさせてしまう事もあるので、引っ越し後遊びに行った時にお花やちょっと奮発した紅茶やワインを「お祝い」と称して渡しても良いですね。
賃貸への引っ越しの場合の添え状例文
賃貸から賃貸の引っ越し祝いは本来ない物ですが、いただいた時は心をこめてお返しをしましょう。特に宅配などでお祝い返しをする時は品物だけ送り付けるのはちょっと丁寧とはいいかねてしまいます。感謝の気持ちは添え状をつけて贈りましょう。添え状には何を書いたらよいのでしょうか?例文を紹介させていただきますね。
この度は心のこもったお祝いをしていただきありがとうございます。そちらに住んでい る間はお世話になりっぱなしで非常に感謝しております。お時間が許す時是非一度新居に 足を運んでいただければ思っています。まずはお礼まで。 |
お祝いのお礼とこれまでおせわになった感謝の気持ちを伝える事が大切です。添え状は本来手描きで書くべきものですが直筆に自身のない方のためにあいさつ文をwordで作成する方法を紹介させていただきます。
挨拶文を簡単に、入力する / ワード2007(Word2007)動画解説
時代によって住居に関する価値観は変わっていきますが、人と人のつながりはとても大切なものです。ちょっとした気配りで関係性はずっと良くなっていきます。賃貸から賃貸への引っ越しは本来お祝いがないものですが、祝っていただいたの気持ちを受け止めて、大切にしていきましょう。