結婚式の招待状が来た!アレルギーがある時の返信の書き方
ここ数年はアレルギーに対して社会の理解が進み、結婚式の招待状でも「アレルギーのある方はお知らせ下さい」と一文が添えられている事もありますが、書いてない時にどのように相手にアレルギーがある事を伝えたら失礼にならないか?せっかくの幸せな二人にあまり気を使わせることなく、むしろはなむけになるようなそんな返事の書き方を今回は紹介させていただきます。
結婚式でよく出てくる料理とアレルギー成分について
結婚式の披露宴で出てくる料理は「結婚式の評価」を左右する非常に重要な要素です。つい、返事を出し忘れてしまいアレルギーのある事を伝えられないまま披露宴に参加する時に結婚式の定番メニューでアレルギー成分を含んでいる食品をコース別に紹介させていただきます。
フランス料理:バターを多用するので、前菜・スープ・デザートだけでなく、魚料理に使われるカニやエビのグラタンや肉料理のソースも注意が必要です。
和洋折衷:前菜のそばテリーヌやデザートに卵を使う事が多いです。終盤に出てくる麺類はそばでなくても同じお湯でそばを使う事が多いので確認してから食べましょう。
和食:前菜のそばがき、卵を使った茶碗蒸し、お造りの海老やカニに気をつけましょう。
中華料理:甲殻類のアレルギーのある方はだしに海老が使われている事があるので全般に注意が必要です。
アレルギーへの対応はホテル・結婚式場で対応する時に追加料金をとらないで対応してくれる事が多いです。当日はごった返している事が予想されるので、あらかじめお伝えしておくことが親切です。
アレルギーがあると外で食事をする時、恐縮する事が多いですがこんな心温まるエピソードもあります。食物アレルギーの動画を紹介させていただきます。
アレルギーを持つ兄と初めてのファミレス【感動のサプライズ】
アレルギーがある事を伝える書き方例
アレルギーがある時は基本的に食べる食材だけでなく調理も別にしてもらう必要があります。ほんの少しのアレルゲンが体内に入ってもアレルギー発作は出ます。当日にいちいち料理の内容を確認する事も出来なくはありませんが、新郎・新婦からすれば「気にすべき事態」かも知れません。なのでアレルギーがある時は招待状の返信を出す時にお伝えする事が必要です。文例を紹介させていただきます。
一般例
「ご結婚おめでとうございます。○○アレルギーがあります。ご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします。」
丁寧な例
「ご結婚おめでとうございます。恐れ入りますが○○アレルギーがあります。ご面倒をおかけしますがお心遣い感謝します。」
身内や親しい友人の時は電話やメールで伝え簡単に済ます事も出来ますが丁寧に越した事はありません。
失礼になるかならないかは最初に「ご結婚おめでとうございます。」と、つけるかつけないかが分かれ目です。電話やメールで済ます時にも絶対に忘れないようにしましょう。
食物アレルギーは後日お腹の調子が悪くなるだけの事もあれば、意識消失や呼吸停止を伴う事もあります。せっかくのおめでたい門出に病人が出てしまう事はあまり好ましくありませんね。事前に伝えておけば当日そんなことが起きなくて済みますから招待状の返信を出す時にアレルギーがある事をお伝えする事がマナーです。結婚式の招待状を返信する時はアレルギーについて明記する事を忘れないようにしましょう。