妊娠中にインフルエンザに!胎児への影響は?
妊娠中は普段気にならない事でも気になりますよね。
元気に「オギャー」と産まれてくるまで少しでも不安のもとになる事は避けたいですね。
そんな不安な時に、まさかのインフルエンザに感染してしまった!という場合は胎児への影響が非常に気になりますね。
今回はそんな不安な気持ちを少しでも解消できるように、妊娠中にインフルエンザに感染した時の胎児への影響や、インフルエンザの予防策についてまとめさせていただきました。
インフルエンザとは
インフルエンザは流行性の風邪の一種です。
風邪なので発熱、倦怠感、咳、鼻水、頭痛などの症状があり咳と共に飛沫感染をします。
インフルエンザが他の風邪より心配されている理由は、
「高熱が続く」
「感染力が強い」
「薬が効きにくい」
といったところですね。
インフルエンザは、マスクをして早めに病院を受診し、十分な栄養と水分、休息をとれば重症化する心配はほとんどありません。
妊娠とインフルエンザ
妊娠中にインフルエンザにかかってしまった時、胎児にどのような影響があるか心配になりますね。
実は妊婦がインフルエンザにかかっても胎児に影響する事はないのです。
妊婦と胎児は胎盤とへその緒でつながっていますが、インフルエンザウィルスが妊婦から胎児に感染する事はありません。
ただ、インフルエンザの症状である、発熱や咳は妊婦の体に負担を与えます。
熱が出るといつもに増して体のだるさが増します。
食事も美味しくなくなり、つわりが残っている時は発熱で体力が消耗してしまいます。
また、体内の水分が減少し脱水傾向が強くなるのでつわりが悪化する事もあります。
咳も腹圧がかかるので、お腹が張ります。
お腹が張ると、尿失禁をしてしまったり、切迫流早産になる事もあります。
胎児へ直接の影響はないのですが、妊婦の体への負担は避けたいですね。
妊娠中のインフルエンザ予防
インフルエンザを必要以上に心配する必要はありませんが、出来ればインフルエンザにかかりたくないですね。
インフルエンザは飛沫感染なので予防ができます。
具体的には、
- 外出は最小限にする。
- 外出時はマスクをする。
- 外出からもどったらうがい・手洗いをする。
が一般的なインフルエンザ予防です。
これに加えて妊娠中に何か予防策をするとしたら
- 休息を十分に取る。
→夜間熟睡できない時もあります。昼寝を適宜取り入れましょう。 - 住環境の乾燥に注意する。
→加湿器で調整する時は50~60%位がちょうどよいです。 - カルシウムやビタミンC等不足しやすい栄養素を食べるようにする。
→カルシウムの多い食品には小魚、牛乳、ヨーグルトなどがあります。
また、ビタミンCの多い食品にはブロッコリーやミカンなどの柑橘類があります。
これらの対策は妊娠していなくても有効なので家族一緒に対策が出来ると良いですね。
妊婦のインフルエンザ予防でハーブティーを紹介した動画がありますので紹介させていただきます。
インフルエンザ予防のハーブティー
冬から春にかけて色々なイベントが控えていますが、妊娠中なので無理をしないように・・・
疲れた時は休みましょう。そして、外出から戻ったらうがい・手洗い・休息をとってインフルエンザに負けずに楽しい妊娠生活を送りましょう。