皮膚のかゆみ:それは花粉症の症状かも!?
乾燥厳しい冬から春へ、 一雨ごとに湿度も上昇↑↑
のはずなのに、、「 皮膚がかゆい」
それは花粉症の症状かもしれません。
今回は花粉症の症状 皮膚のかゆみについて紹介させていただきたいと思います。
花粉症で皮膚がかゆくなる原因
花粉症はアレルギー疾患の一つです。
アレルゲンの侵入により免疫機能が過剰に反応してしまうために、 自分自身も攻撃して気管支や皮膚に炎症を起こします。
皮膚に炎症が起きると、皮膚が腫脹し、皮膚を保護している脂分が損なわれます。
脂分が低下すると、皮膚は乾燥し炎症症状を強化させます。腫れて乾燥した皮膚を私たちはかゆみで自覚します。
花粉症で皮膚にかゆみがある時の対策方法
花粉症で皮膚にかゆみが生じる原因は炎症と乾燥です。
皮膚にかゆみが生じた時、どのように対策したら良いのか原因別に対策方法を紹介させていただきます。
① 皮膚の炎症をやわらげる。
皮膚に炎症が起きてしまう原因は 皮膚にアレルゲンである花粉が付着する事です。
なので、皮膚に花粉がつかないようにすればよいのです。
<花粉がつかないようにする具体的な対策方法>
・外出時帽子、メガネ、マスク、抗花粉用の衣類を着る
・皮膚の露出がないような服装をこころがける
・窓の近くで過ごさない
・洗濯物を外で干さない
<免疫の過剰な反応を抑える根本対策>
・病院に行き薬を処方してもらう
・出来るだけ外出しない
・規則正しい生活を心がけ、休息をしっかりととる
・バランスのとれた食事をとる
・禁酒、禁煙を心がける。
② 皮膚の乾燥をやわらげる。
皮膚の乾燥は表皮の炎症を悪化させてしまいかゆみを増大させます。
乾燥してかゆみが生じ、さらにかゆみを増やしてしまうと言う悪循環を断つために対策が必要です。
<対策方法>
・加湿器や濡れタオルを近くに置くなど周囲の乾燥を予防する。
・入浴時の洗身は石鹸でなく保湿効果のあるボディーソープを使う。
・洗顔や入浴後は化粧水・乳液をつける。
化粧水・乳液の使い方の動画がありますので紹介させていただきます。
☆洗顔料、化粧水、乳液の使い方☆
・貴金属をつけない。
・綿などの皮膚にやさしい衣服を着る。
・爪は短く切り、髪の毛もまとめる。
・住んでいる部屋の掃除をする。
・暖房の使用を控える。
ひどいかゆみに対して対策が必要な時は かゆみの部位をひやしたり、かゆみ止めの薬をつけたりすること有効ですね。
また、アルコール、香辛料の摂取を控え、汗をかいたときは濡れタオルで汗をふきとり、化粧水・乳液をつけるようにすれば皮膚の乾燥を防ぐことができますよ。
おわりに
花粉症の症状で皮膚のかゆみがあると、 集中力の低下や睡眠不足など 日常生活に支障が出てしまう事もあります。
これまで花粉症で咳や鼻水などの気管支症状しか出なかった方も、皮膚症状が急に出てしまう事もあります。
症状が出る前に 早めの対策が必要です。