子供の習い事「バレエ」はいつから習わすのがいいの?費用はいくら?
真っ白なチュチュを身にまとい、ステージの上を優雅に舞う姿を女の子の親に限らずとも誰もが習い事を何かしようという時に頭によぎる人気の習い事バレエですが。その実態はなぞに包まれ、具体的な情報がなかなか集まらず、断念してしまう親御さんも多いですね。今回はバレエをいつから始めるか?費用がいくらかかるか?についてお伝えさせていただきます。
バレエ教室ってどんなところ?
バレエの教室ってどんなところなのでしょう?バレエ教室のレッスンの様子をまとめた動画を紹介させていただきます。
子供バレエ教室
うーんとってもかわいいですね!楽しそうですね!
通常、週に1~2回のレッスンが50~60分の集団指導をしているところが多く、習熟度により教室をステップアップしていきます。初めから大きなバレエ団を抱えていると教室を移籍しなくてもすみますが厳しいところが多いので情熱を持って習い始めないといけないところもあります。
バレエはいつから始めたらよい?
バレエを習い始めたきっかけはきれいな服が着たいとか、周りの影響とか様々ですが、最終目標とするところからいつ始めたらよいか考えてみましょう。
世界的に有名なバレリーナや有名人の方の始めた時期を紹介させていただきます。
氏名 | バレエを始めた年齢 |
森下洋子 | 2歳 |
熊川哲也 | 10歳 |
草刈民代 | 8歳 |
本島美和 | 6歳 |
神田うの | 5歳 |
米倉涼子 | 5歳 |
浅田真央 | 3歳 |
バレエをいつから始めたかは個人差がありますね。よくバレエを始めるのは「2~3歳からはじめるのが良い」といわれていますが、特に根拠はなく森下洋子さんみたいに世界で活躍するにはこの位の年から始める事もあるよという一例が独り歩きしてしまっています。実際のバレエ教室の案内には4歳くらいから生徒を募集しているところが多く、バレエを習い始めた時期で一番多いのが5~6歳の小学校入学のタイミングとなっています。上の表の熊川哲也さんは10歳の時に従兄の影響でバレエを始めます。小さい時からバレエを始めた子より柔軟性に欠けるので、一生懸命バレエに打ち込んだそうです。努力のかいがあって14歳の時講習会に参加した時、世界的なバレエ教師に才能を認められ留学し、世界的に活躍します。という事は本人のやる気次第という事なのか?これは特殊なケースかもしれません。一般的にはバレエ教室の募集が一番盛んな5~6歳位にバレエをならいはじめるのがちょうどよいですね。バレエのレッスンは教室によって緩急差がありますが、同じくらいに習いはじめた子が沢山いるって楽しいですよね。
バレエを習うための費用はいくら位かかる?
バレエの教室の入会金は2万円ぐらい、月謝は6000~20000円位シューズが6000円位からスカート付きレオタード6000円位からなので他の習い事とあまり差はありません。一番大きな出費になるのが年に1回程度開催される発表会です。安いところで10万円平均が15万円多いところは30万円さらにチケット販売のノルマがあるところもあるので、最初に確認しておく事をおすすめします。本格的にバレエをするときに欠かせないコンクールですが、こちらのエントリーは1~2万円程度とリーズナブルですが別途交通費がかかります。参考までに日本国内のバレエ専門学校に通うとすると入学金25~40万円、授業料60~90万円かかります。
バレエを習うメリットとデメリット
バレエを習わせようかどうかという時の参考にして下さい。
メリット
姿勢が良くなる
礼儀正しくなる。
人前で緊張しにくくなる。
将来の夢の選択肢が増える。
デメリット
頑張れば頑張るほど費用がかさむ。
バレエのはじまりは16世紀のヨーロッパ貴族の間で床に図形を描きながら唄にあわせて踊った事が起源です。舞踏符は以後時代と共に変化しますが、変わらない少女のチュチュへの憧れはできればかなえてあげたいですね。ちいさなプリマドンナはきっと最高の笑顔でカーテンコールで手を大きく振ってくれますよ。